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(Japanese only) 日本証券アナリスト協会「証券アナリストに役立つ監査上の主要な検討事項(KAM)の好事例集2023」の公表について
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日本アナリスト協会より、2024年2月13日に日本証券アナリスト協会「証券アナリストに役立つ監査上の主要な検討事項(KAM)の好事例集2023」が公表されました。
1.本事例集の概要
本事例集は、日本証券アナリスト協会が、証券アナリスト向けに監査上の主要な検討事項(KAM)の有用性を周知し活用を促すことを目的として2021、2022年版に続き作成されたものです。なお、本事例集では、証券アナリストにとっての監査上の主要な検討事項(以下、KAMという。)の利用価値は、大きくは以下の3点とされています。
・会社のリスクをより良く理解できること
・会計上の見積り等について、証券アナリストとは別の観点でチェックした監査人から、重要な参考意見が得られること
・監査の品質やガバナンスについて一定の判断材料が得られること
本事例集は、計25社のKAMの好事例について、高く評価できるポイントを特定して具体的な評価コメントを付すとともに、「全体及びその他の評価コメント」と「担当アナリストのコメント」を併せて示しているため、証券アナリストがKAMをどのような視点で利用しているかについて理解ができます。
なお、本稿は本事例集の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本アナリスト協会
https://www.saa.or.jp/standards/account/questionnaire/index.html
日本公認会計士協会