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(Japanese only) 監査基準報告書240研究文書第1号「テクノロジーを活用した循環取引への対応に関する研究文書」の公表について
(Japanese only)
日本公認会計士協会より、2024年4月8日に監査基準報告書240研究文書第1号「テクノロジーを活用した循環取引への対応に関する研究文書」が公表されました。
1.本研究文書の概要
本研究文書は、テクノロジーを活用して循環取引の兆候や端緒の発見に役立て、財務諸表監査等において参考となる情報を提供することを目的として、テクノロジーを活用した循環取引への対応について研究し、取りまとめたものです。本研究文書では、日本公認会計士協会等による「循環取引に対応する内部統制に関する共同研究報告」では取り扱われていないテーマとして、循環取引の兆候や端緒の発見に取り組む上でのテクノロジーの活用の可能性について取りまとめています。
本研究文書の主たる内容は、以下の通りです。
・循環取引の代表的なパターン及び循環取引の特徴の解説
・循環取引の近年の事例の解説
・循環取引の兆候や端緒の発見に役立つデータ分析手法の紹介
・データ分析の利用における限界や留意点の解説
・電子インボイスの監査への活用とその限界の解説
・被監査会社に限定せず取引基盤などから多数の会社間の取引情報を広く入手可能とした場合の監査への活用可能性の解説
なお、本稿は本研究文書の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本公認会計士協会