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(Japanese only) 監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」の改正の公表について
(Japanese only)
日本公認会計士協会より、2019年7月5日に監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」の改正が公表されました。
1.本実務上の取扱いの概要
本実務上の取扱いは、監査人が実施する内部統制監査における実務上の取扱いとして具体的な監査手続、留意すべき事項及び監査報告書の文例等を取りまとめたものです。今回公表された改正は、2018年7月に企業会計審議会から公表された「監査基準の改訂に関する意見書」及び2019年2月の監査基準委員会報告書の改正版の公表を受け、監査報告書の文例(財務諸表監査部分)について、所要の見直しを行っています。
具体的には、財務諸表監査報告書と内部統制監査報告書一体型の文例のうち、財務諸表監査報告書部分について、「監査上の主要な検討事項」、監査報告書の記載区分、継続企業の前提に関する事項等の記載について見直しが行われました。
2.適用時期
2020年3月31日以後終了する連結会計年度及び事業年度に係る内部統制監査から適用されます。なお、監査上の主要な検討事項に関連する項目は、2021年3月31日以後終了する連結会計年度及び事業年度に係る監査から適用されます。
なお、本稿は本実務上の取扱いの概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本公認会計士協会