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(Japanese only) 監査・保証実務委員会報告第83号「四半期レビューに関する実務指針」の公表について
(Japanese only)
日本公認会計士協会より、2020年3月31日に監査・保証実務委員会報告第83号「四半期レビューに関する実務指針」が公表されました。
1. 本実務委員会報告の概要
本実務委員会報告は、監査報告書における意見表明の内容等を規定している報告基準における国際監査基準(ISA)との差異を調整等するために公表された「四半期レビュー基準の改訂に関する意見書」(企業会計審議会、2019年9月6日付)の公表を受け、「監査・保証実務委員会報告第83号「四半期レビューに関する実務指針」の所要の改正を行うものです。
本実務委員会報告の主な改正内容は、以下の通りです。
・四半期レビュー報告書の記載順序の変更(結論区分を冒頭に、結論の根拠区分の新設等)
・監査役等の財務報告に関する責任の記載
・継続企業の前提に関する事項を独立の区分を設けて記載
・結論の根拠の区分に限定付結論とした理由の記載を追加
・その他適合修正
2. 適用時期
2020年4月1日以後開始する連結会計年度又は事業年度に係る四半期連結財務諸表又は四半期財務諸表の四半期レビューから適用されます。
なお、本稿は本実務委員会報告の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本公認会計士協会