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(Japanese only) 日本公認会計士協会による「リモートワーク対応」の公表について
日本公認会計士協会より、2021年2月12日にリモートワーク対応第3号から5号が公表されました。
1.本対応の概要
日本公認会計士協会によるリモートワーク対応は、2020年12月25日にリモートワーク対応第1号「電子的媒体又は経路による確認に関する監査上の留意事項~監査人のウェブサイトによる方式について~」が初めて公表され、それ以後、順次公表されています。
本対応では、リモートワークに関連した下記の論点について検討を行い、監査人が実務を行う上での留意事項等を公表しています。
・リモートワークを俯瞰した論点・課題の整理
・業務プロセス・内部統制の見直しに係る課題の整理
・電子的情報の真正性担保の仕組みの調査研究
・電子的監査証拠の利用の促進及び課題の整理
・監査報告書の電子化に係る課題の整理
・残高確認電子化に係る実務上の課題の整理
・情報セキュリティ(リモートワークに関する課題の整理)
・その他、会員に周知することが有用と考えられる事項
〈公表済みのリモートワーク対応〉
・リモートワーク対応第1号「電子的媒体又は経路による確認に関する監査上の留意事項~監査人のウェブサイトによる方式について~」
・リモートワーク対応第2号「リモート棚卸立会の留意事項」
・リモートワーク対応第3号「PDFに変換された証憑の真正性に関する監査上の留意事項」
・リモートワーク対応第4号「構成単位等への往査が制限される場合の留意事項」
・リモートワーク対応第5号「リモート会議及びリモート会議ツールの活用について」
なお、本稿は本対応の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本公認会計士協会
https://jicpa.or.jp/specialized_field/20201225edh.html(第1号)
https://jicpa.or.jp/specialized_field/20201225edf.html(第2号)
https://jicpa.or.jp/specialized_field/20210212ffj.html(第3号)