(Japanese only) 「倫理規則に関するQ&A（実務ガイダンス）」の公表について

(Japanese only)

日本公認会計士協会より、2022年12月28日に倫理規則実務ガイダンス第1号「倫理規則に関するQ&A（実務ガイダンス）」が公表されました。

１．本ガイダンスの概要

本実務ガイダンスは、日本公認会計士協会の倫理規則の適用上の留意点や具体的な適用方法の例示を実務上の参考として示すもので、現行の「職業倫理に関する解釈指針」に代わり新設される実務ガイダンスです。本ガイダンスのうち、「非保証業務以外に関する項目」「非保証業務等に関する項目」を分けて公開草案を公表していましたが、今回一体の確定版として公表されました。

なお、当ガイダンスの公表に伴い、「職業倫理に関する解釈指針」及び独立性に関する法改正対応解釈指針第4号「大会社等監査における非監査証明業務について」は廃止となりました。

本ガイダンスでは、倫理規則の内容のうち、守秘義務、職業的専門家としての行動、利益相反、贈答及び接待を含む勧誘、違法行為への対応、独立性に対する概念的枠組みの適用、報酬、監査業務の依頼人への就職、監査業務の依頼人に対する担当者の長期関与とローテーション、監査業務及び保証業務の依頼人に対する非保証業務の提供並びに用語集に関するQ&Aが掲載されています。

なお、本稿は本ガイダンスの概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。

日本公認会計士協会