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(Japanese only) 「四半期レビュー基準の期中レビュー基準への改訂に係る意見書」及び「監査に関する品質管理基準の改訂に係る意見書」の公表について

(Japanese only)

金融庁より、2024年3月27日に「四半期レビュー基準の期中レビュー基準への改訂に係る意見書」及び「監査に関する品質管理基準の改訂に係る意見書」が公表されました。

 

1.本意見書の概要

「四半期レビュー基準の期中レビュー基準への改訂に係る意見書」は、四半期レビュー基準について、改正後の金融商品取引法における中間財務諸表に対するレビューに加えて、一本化後の四半期決算短信におけるレビューも含め、年度の財務諸表の監査を実施する監査人が行う期中レビューの全てに共通するものにレビュー基準を改訂するものです。今回の改訂では、四半期レビュー基準を期中レビュー基準に名称変更するとともに、現行の四半期レビュー基準で規定している適正性に関する結論の表明の形式に加えて、準拠性に関する結論の表明の形式を期中レビュー基準に導入し、併せて、レビュー実務における混乱や期中財務諸表利用者の誤解等を避けるため、特別目的の期中財務諸表に対する結論の表明の位置付けを明確とされています。

また、「監査に関する品質管理基準の改訂に係る意見書」は、四半期レビュー基準について、改正後の金融商品取引法における中間財務諸表に対するレビューに加えて、一本化後の四半期決算短信におけるレビューも含め、年度の財務諸表の監査を実施する監査人が行う期中レビューの全てに共通するものに監査に関する品質管理基準を改訂するものです。

 

〈四半期レビュー基準の主な改訂点〉

・期中レビュー基準への名称変更

四半期レビュー基準の名称を期中レビュー基準に変更

・期中レビューの目的の改訂

改正後の金融商品取引法における中間財務諸表に対するレビューのような一般目的の期中財務諸表を対象とした適正性に関する結論の表明を基本としつつ、一般目的の期中財務諸表又は特別目的の期中財務諸表を対象とした準拠性に関する結論の表明が可能であることを明確化

・実施基準の改訂

・報告基準の改訂

〈監査に関する品質管理基準の主な改訂点〉

・期中レビューについて品質管理基準が準用されるようにするもの

 

2.適用時期

2024年4月1日以後開始する期中財務諸表に係る会計期間の期中財務諸表に対する期中レビューから適用されます。

 

なお、本稿は本意見書の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。

金融庁

https://www.fsa.go.jp/news/r5/sonota/20240327-2/20240327.html