(Japanese only) 有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項及び有価証券報告書レビューの実施について（平成29年度）

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金融庁より、平成29年3月31日に有価証券報告書の作成・提出に際しての留意すべき事項及び有価証券報告書レビューの実施について（平成29年度）が公表されました。

１．本公表の概要

本公表では、平成29年3月期以降の事業年度に係る有価証券報告書の作成・提出に際し下記2つの留意事項を挙げています。

①新たに適用となる開示制度・会計基準に係る留意すべき事項

なお、平成29年3月期に適される開示制度の改正のうち、主なものは以下のものです。

・有価証券報告書の記載内容に「経営方針」を追加する「企業内容等の開示に関する内閣府令」等の改正

・「リスク分担型企業年金の会計処理等に関する実務上の取扱い」等の公表を踏まえた財務諸表等規則等の改正

②有価証券報告書レビューの審査結果及び審査結果を踏まえた留意すべき事項

平成28 年度有価証券報告書レビューの結果から、下記テーマについての留意事項を挙げています。

・企業結合等の開示

・工事契約の会計処理・開示

・棚卸資産の会計処理・開示

・包括利益計算書等の開示

・１株当たり情報の開示

・重要性の有無の検討

また、本公表では、平成29年3月期以降の事業年度に係る有価証券報告書のレビューについて、下記の実施内容テーマを公表しました。

・繰延税金資産の回収可能性

・企業結合及び事業分離等

・情報等活用審査

なお、本稿は本公表の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。

金融庁