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(Japanese only) 改定「品質管理レビュー制度Q&A」の公表について
(Japanese only)
日本公認会計士協会より、平成29年8月30日に改定「品質管理レビュー制度Q&A」が公表されました。
1.本Q&Aの概要
日本公認会計士協会は、監査業務の公共性に鑑み、監査業務の適切な質的水準の維持、向上を図り、監査に対する社会的信頼を維持、確保することを目的として、監査法人又は公認会計士が行う監査の品質管理の状況をレビューする制度(以下「品質管理レビュー」という。)を、公認会計士法の下、平成11年度より自主規制として運用しています。
品質管理レビューでは、監査事務所が行う監査の品質管理状況について、監査事務所の定めた品質管理のシステムが、「監査に関する品質管理基準」等の品質管理の基準に適合して適切かつ十分に整備されているか(品質管理のシステムの整備状況)、また、その品質管理のシステムが有効に運用されているか(品質管理のシステムの運用状況)という観点から、品質管理のシステムの整備状況を評価し、当該品質管理のシステムの運用状況を試査の方法によって確かめています。
本Q&Aは平成26年7月の定期総会等による制度改正後の品質管理レビュー制度等の概要について同協会会員のみならず監査役等の理解に資するために作成されたものです。その後、品質管理レビュー手続が一部改正され、また、レビューの実務における運用の一部変更等があったため、今回、「品質管理レビュー制度Q&A」の改訂が行われ、公表されました。
なお、本稿は本Q&Aの概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本公認会計士協会