(Japanese only) 監査事務所情報開示検討プロジェクトチーム「監査品質の指標（AQI）に関する研究報告」の公表について

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日本公認会計士協会より、2018年11月21日に監査事務所情報開示検討プロジェクトチーム「監査品質の指標（AQI）に関する研究報告」が公表されました。

１．本研究報告の概要

本研究報告は、上場会社の監査を担う監査事務所が、監査品質の向上に向けた取組を外部に公表する場合や被監査会社の監査役等に説明する場合に用いる監査品質の指標（AuditQualityIndicator、以下「AQI」という）について、用いる項目及びそれを用いる際に参考となる情報を取りまとめたものです。

本研究報告は、AQIを通じ、監査品質の向上に向けた取組状況について、外部の利害関係者の理解を促進し、監査チーム等と利害関係者とのより建設的な対話に資することを意図しています。AQIにより、直接的な測定が困難な監査の品質を、間接的ではあるものの定量的な情報として示すことで、監査品質の向上に向けた取組状況に関する説明に具体性を持たせることも想定されます。

なお、本研究報告は監査事務所の外部報告（法定・任意）、品質管理（方針及び手続）に関して追加的な要求事項を設定するものではなく、監査事務所が監査品質の向上のための取組を説明するために自主的にAQIを利用する際のその一般的な性質や背景となる情報を提供する点に特徴があります。

なお、本稿は本研究報告の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。

日本公認会計士協会