国際会計基準審議会（IASB）による「のれんの会計処理について減損のみのアプローチ維持」の議決について

国際会計基準審議会（IASB）より、2022年11月24日に「のれんの会計処理について減損のみのアプローチ維持の議決が公表されました。

１．本公表の概要

国際会計基準審議会（IASB）は、2022年11月の会議において、のれんの会計処理について、減損のみのアプローチを維持することを議決しました。

のれんの会計処理について、従来から「定期償却するか否か」の議論がなされており、国際会計基準審議会（IASB）は、議論の方向性を2022年秋にも採決する方針としていました。今回の議決により、「のれんを定期償却」しない現行ルールを維持する方向性が示されました。

なお、本稿は本公表の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。

国際会計基準審議会（IASB）

企業会計基準委員会（ASBJ）