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「品質管理レビュー事例解説集(平成29年度)」の公表について
日本公認会計士協会より、平成30年7月27日に「品質管理レビュー事例解説集(平成29年度)」が公表されました。
1.本解説集の概要
日本公認会計士協会では、公認会計士監査の品質の維持・向上を図り、監査に対する社会的信頼を維持・確保するために品質管理レビュー制度を運用しています。また、同協会は、監査人と監査役若しくは監査役会、監査等委員会又は監査委員会(以下「監査役等」という。)とのコミュニケーションの一環として、監査事務所の品質管理のシステムの整備・運用状況に関する監査人の伝達を義務付けています。これは、品質管理レビューの結果の要約等を監査役等に提供し、監査事務所の品質管理の状況について監査役等と積極的にコミュニケーションを行うことで、両者のより一層の連携を図ることを目的としています。
しかしながら、監査の品質は外からはなかなか見えにくいという性質上、同協会が実施している品質管理レビュー制度の状況と結果に対して、監査役等が十分に理解することが難しい面があります。そのため、同協会では、監査役等の品質管理レビューに対する理解の一助となるよう、品質管理レビュー制度の状況と結果をわかりやすく解説した「品質管理レビュー事例解説集(平成29年度)」を公表しました。
なお、本稿は本解説集の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本公認会計士協会