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監査基準委員会研究報告「監査報告書に係るQ&A」の公開草案の公表について
日本公認会計士協会より、2019年6月14日に監査基準委員会研究報告「監査報告書に係るQ&A」(公開草案)が公表されました。
1.本公開草案の概要
企業会計審議会は、我が国の監査プロセスの透明性を向上させる観点から「監査基準の改訂に関する意見書」(2018年7月)を公表し、監査報告書において「監査上の主要な検討事項」の記載を求める監査基準の改訂を公表しました。これに対し、日本公認会計士協会では、これに関連する監査基準委員会報告書等の新設及び改正(2019年2月)を行いました。
本公開草案は、これらの改正が従来の監査報告書の記載内容に大きな変革をもたらすものと考えられるため、「監査報告書全般」及び「監査上の主要な検討事項関係」について、Q&A方式でその背景や意図の解説を提供し、新しい監査報告書の実務の定着を支援するために作成されたものです。
〈主な本公開草案の適用に際し関連する報告書〉
・監査基準委員会報告書700「財務諸表に対する意見の形成と監査報告」
・監査基準委員会報告書701「独立監査人の監査報告書における監査上の主要な検討事項の報告」
・監査基準委員会報告書705「独立監査人の監査報告書における除外事項付意見」
・監査基準委員会報告書706「独立監査人の監査報告書における強調事項区分とその他の事項区分」
・監査基準委員会報告書210「監査業務の契約条件の合意」
・監査基準委員会報告書260「監査役等とのコミュニケーション」
・監査基準委員会報告書570「継続企業」
なお、本稿は本公開草案の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本公認会計士協会