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監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」の公表について
日本公認会計士協会より、2020年3月31日に監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」が公表されました。
1. 本実務委員会報告の概要
本実務委員会報告は、2019年12月に企業会計審議会から公表された「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の改訂に関する意見書」を受け、監査・保証実務委員会報告第82号「財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」の所要の見直しを行ったものです。
本実務委員会報告の主な改正内容は、以下の通りです。
・内部統制監査報告書の記載順序の変更(監査人の意見を内部統制監査報告書の冒頭に記載し、記載順序を変更するとともに、新たに意見の根拠区分を設ける等)
・監査役等の財務報告に関する内部統制に関する責任の記載(経営者の責任を経営者及び監査役等の責任に変更し、監査役等の財務報告に係る内部統制に関する責任を記載する)
・その他適合修正
2. 適用時期
2020年3月31日以後終了する連結会計年度及び事業年度に係る内部統制監査から適用されます。なお、監査上の主要な検討事項に関連する項目については、2021年3月31日以後終了する連結会計年度及び事業年度に係る監査から適用されます。
なお、本稿は本実務委員会報告の概要を記述したものであり、詳細については下記をご参照ください。
日本公認会計士協会